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西村ストーリー(創業〜今後の展開)
社長・会長インタビュー

創業当時のお話しから今後の展開まで、インタビュー形式でお届けします。
代表取締役 社長 田中一彦(以下 社長)
会長 (以下 会長 ※インタビュー時の会長
●経営理念について
   
社長 「エネルギーの安定供給を通じて社会に貢献する」ということを大きな柱にしています。そして、ケースバイケースで枝葉をつけて変化させています。
●創業当時の話についておきかせください。
   
社長 創業が明治25年でもう112年になります。当時は石油ではなく、行灯の油であったり、びんづけ油であったり。油屋で古いところの中で、石油から始まっている会社は無いと思います。

石油を扱い始めたのは戦後です。油屋というのは比較的守られていた業界です。だから歴史のある会社が多いですね。

   
会長

先々代の会長である私の父が西村へ丁稚奉公に行きました。西村には、のちに丸善石油を創業する松村善蔵氏がいて、父は一緒に働いていたそうです。当時は電気なんて通ってないですから、ランプの油(灯油)を売っていたと聞いています。父は松村さんが独立したために辞めるに辞めれず、ずっと西村にいたわけです。

戦時中は石油配給統制会社というのができました。我々はそこから石油を分けてもらって販売していました。それが戦後に廃止され、石油の販売が自由化されました。
それをキッカケに、日本石油の特約店として石油製品の販売を行うようになりました。

●サービスステーション第一号店について
   
会長
SS第一号店:三宮SS
アメリカの石油会社(カルテックス)と提携しました。そしてガソリンスタンドをやらないかという話が出たのです。そういういきさつで昭和25年にSSの第一号店を開店しました。

当時のスタンドは外国人専用です。そこで当時社長だった父に言われました。
「英語のできる人が必要だ。手伝ってくれ」と。
私はまだ学生でしたが、通訳として手伝うことになりました。
ガソリンスタンドといっても、当時の会社には運営のノウハウが全くありませんでしたから、お客様にどう対応すればいいのかまったく分からない状態でのスタートだったのです。

当時カルテックスには応対マニュアルがあり、それを元に教育を受けました。
マニュアルには窓の拭き方や、ガソリンの入れ方など、お客様への応対の仕方について全て英語で書いてありました。

兵庫SS

マニュアルがここにしかなかったということから、他の特約店のスタッフがよく当社のスタンドへ研修に来たものです。泊り込みで勉強していく熱心なスタッフもいました。そういう意味で三宮店は日石本社にも有名なのです。

その当時の洗車サービスと言えば、ひたすらスタッフが鹿革で拭いていました。そこで洗車機を購入したところ、これがまったく使い物にならない(笑)。汚れがまったく落ちなかったのです。
この洗車機はアメリカ製でした。アメリカでは泥がなく、ホコリを落とすことができればそれで十分だったのです。だから湿気の多い日本向きではなかったのですね。

●石油事業の次に樹脂事業を始めたキッカケ
   
会長

大阪の事務所に商社がよく出入りしていましてね。商社はいろんな情報を持っていますから、「こんな商売どうですか?」という感じではじめました。

最初は缶詰めを箱に詰めるときの緩衝材を売っていたのですが、これが引火性など安全面の問題でダメだということになってやめました。
いろいろやってきて、今は養殖用フロートや工業用トレーの商売に移り変わっています。

●タンク事業について
   
会長

長田でタンク事業をやっていました。その間2回台風に遭いました。2回目の時に保険会社が「保険費用も莫大やから、もう勘弁してくれ。」と言っていました(笑)。テトラポットを設置するなどの台風対策を行ってからは台風による被害は無くなりました。しかし震災の時は大きな被害を受けました。復旧に多額の費用が必要と言われましたほどです。これは「もう辞めておいたほうがいい」ということなのだろうと思い、手を引いたのです。

●自動車販売を始めたのはなぜですか?
   
社長 理由は2つあります。ひとつは車のカーメンテナンスをやっていた延長線上で、新車購入から解体までの車を取り巻く流れの中で、上流を押さえておきたいという考えで新車販売を開始しました。
もうひとつの理由は社員のためです。どうしても仕事に向かない社員、あるいは新しいことにチャレンジしてみたいという前向きな社員のために、サービスステーションでの知識が生かせ、可能性を広げられるのではと思っています。

失敗しながら学び、改善を続けていくことが何事においても大事です。それが会社としてのノウハウとして蓄積されるわけですから。

●今まで事業を続けてきた中で苦労した出来事を教えてください。
   
社長

今、一番苦労してるんだろうなあと思っています。
今まで通用してきたことが通用しなくなっています。平成8年に特石法が撤廃(1996年3月末に「特石法」(特定石油製品輸入暫定措置法)が廃止。一定の備蓄および品質管理義務を満たせば、商社などが自由に石油製品の輸入ができるようになった。)され、小売の競争だった業界に、元売(メーカー)や商社、独立系(プライベーター)が直接参入してくる時代になりました。通常のルートでないルートで安く売ってくるのです。

私たちは「長年、ユーザーに迷惑をかけない」という考え方で商売をしてきました。そのためには品切れをおこさないことが大前提です。

しかし安売りをする業者というのは、「安い時に一気に売って、売り切れになれば閉めればいい」という考え方なのです。私たちの理念ではありえない考え方です。

ですからまっとうに商売をしている会社がつらい状況になっているのです。
こういう状況を乗り切っていくにはコスト削減など、合理化を進める必要があります。

コスト削減といっても、当社は社員をクビにすることはありません。CS(顧客満足度)を高めるにはES(従業員満足度)とのバランスが大事だと考えているからです。
お客様と接するのは従業員なのですから。お客様ばかりに目を向けるのではなく、従業員も大切です。

●将来に向けて今後の展望をお聞かせください。
   
社長

「車のことなら安心して全て任せられる」会社を目指します。そのためにはスタッフに整備士の資格を取らせるなど、社員の教育も大事です。

今後は当社のネットワークを活かし、サービスステーションから自動車購入のお客様を紹介してもらえるようなルートを作っていきたいと思っています。教習所、新車の購入からメンテナンス、中古車の買取、解体まで、車を取り巻く市場の全てをカバーできるようにがんばっていきます。

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